予防接種のご予約

予防接種

当院では予防接種を月曜・火曜・水曜・金曜の14:00~16:00まで、一般小児科の診察とわけて行っています。
予防接種は事前にWEB予約またはお電話にてご予約ください。
WEBでは、接種日の2ヶ月前~2日前まで予約可能です。
なお、上記以外の時間をご希望の場合は、お電話でご相談ください。

予診票について

  • 草津市、栗東市、守山市、野洲市の方
    それぞれのワクチンの予診票の記入が必要となりますので、事前にとりにきていただくか、当日お早目にお越しください。
  • 上記の市以外の方(大津市の方など)
    事前に市役所へ申請し、受けとられた書類と予診票をお持ちください。

予防接種のご予約

WEBでのご予約はこちら

当院で可能な予防接種

定期予防接種 対象年齢内公費
(無料)

任意予防接種 自費(有料)

予防接種の目的とスケジュール

目的

赤ちゃんや幼児は病気に対する抵抗力が未熟です。またお母さんからもらった免疫も少しづつ弱まってきます。お母さんからもらった免疫のかわりに赤ちゃんを守ってくれるのがワクチンです。
予防接種は病気にかからないよう、またたとえかかっても症状がひどくならないように実施します。それぞれの感染症には、かかりやすい年齢、感染した場合に重症化しやすい年齢があるため、予防接種はそれぞれ接種が推奨される時期が決まっています。

タイミング

2ヶ月のお誕生日がワクチンデビューのタイミングです。赤ちゃんが誕生し、出生届を出したら、ワクチンの予約をしましょう。Hib(ヒブ)、肺炎球菌、B型肝炎、ロタウィルスのワクチンの接種がおすすめです。
同時接種と単独接種ではワクチンの効果と副反応に差がありません。
なお、単独接種をご希望の場合も柔軟に対応させていただきます。
ワクチンの詳しいスケジュールは「KNOW☆VPD」のサイトをご覧ください。

KNOW☆VPD

持ち物

母子健康手帳

予防接種をうける時は必ず保険証と母子手帳をご持参お願いします。
(保険証と母子手帳をお忘れになると接種できない場合があります)
※予診票:予防接種のご予約の「予診票について」をご覧ください。

個別スケジュールの相談

当院は小児科学会が推奨するワクチンスケジュールに従って、2ヶ月のワクチンデビューの日にお子様の個別ワクチンスケジュールをお母さんとご相談いたします。基本的に、ワクチン接種日に次に摂取するワクチンの種類と接種日をご相談して、打ち忘れがないようにしております。また、一般診療時間にも母子手帳を拝見し、うち忘れがないかチェックさせていただております。

各予防接種を詳しく

定期予防接種

ヒブワクチン
(不活化ワクチン)


ヒブ感染症(インフルエンザ菌b型による感染症)を予防するためのワクチンです。
標準的な接種期間は、生後2か月~5歳。接種回数は1~4回です(接種開始年齢によって異なります)。

小児肺炎球菌ワクチン
(不活化ワクチン)


肺炎球菌による感染症を予防するものであり、細菌性髄膜炎や菌血症、敗血症、重い肺炎などのリスクを軽減できます。
標準的な接種期間は、生後2か月~5歳。接種回数は1~4回です(接種開始年齢によって異なります)。

ロタテック
(生ワクチン)


ロタリックスご希望の方はお電話ください。
ロタウイルスによる胃腸炎を予防するためのワクチンです。
臨床効果はロタリックスと概ね同じです(製薬メーカーが異なります)。
※標準的な接種期間は、生後6週~32週。接種回数は3回です。

B型肝炎ワクチン
(不活化ワクチン)


B型肝炎ウイルスによる肝炎や肝硬変、肝がんのリスクを予防するワクチンです。
※標準的な接種期間は、生後2か月から年齢の上限はありませんが、定期接種(無料期間)は1歳未満です。接種回数は3回です。

4種混合ワクチン
(不活化ワクチン)


ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオを予防するワクチンです。
標準的な接種期間は、生後3か月~7歳6か月未満。接種回数は4回です。

BCGワクチン
(生ワクチン)


結核を予防するワクチンです。ヒトに対する毒性が失われて抗原性だけが残った結核菌(BCG)を接種することにより、乳幼児結核を予防することが出来ます。
標準的な接種期間は、生後5か月~8か月。接種回数は1回です。接種自体は1歳未満であればいつでも可能です。

MR(麻疹・風疹混合)ワクチン
(生ワクチン)


麻疹(はしか)と風疹を予防するワクチンです。
標準的には、まず1歳のときに1回、さらに小学校の入学の前年に1回です。

水痘ワクチン
(生ワクチン)


水痘(水ぼうそう)を予防するワクチンです。従来は小児を中心に非常に多くの罹患者がいましたが、2014年10月から定期接種となったため、現在は水痘の発症者が減少しています。
標準的な接種期間は1歳以上であり、接種回数は2回です。

日本脳炎ワクチン
(不活化ワクチン)


日本脳炎を予防するワクチンです。合計4回の接種が必要です。
標準的には、まず3歳~4歳の間に合計2回、その2回目接種から1年後にもう1回。さらに、9歳~12歳までの期間に1回です。
小児科学会は早期の接種を勧めており、生後6ヶ月以降接種可能です。ご希望の方はご相談ください。

任意予防接種

おたふくかぜワクチン
(生ワクチン)


おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)を予防するワクチンです。
標準的な接種期間は、1歳から。接種回数は2回が推奨されています。接種せず、罹患した場合、300人に1人難聴になっているというデータがあります。大人の方も接種をおすすめします。

インフルエンザワクチン
(不活化ワクチン)


インフルエンザを予防するワクチンです。
インフルエンザの発症を完全に防ぐことは出来ません。しかし、インフルエンザに罹患した場合に、重篤な合併症を防いだり、症状の悪化を抑える効果が期待できます。
生後6か月~13歳未満は、2回の接種。13歳以上は1回の接種が推奨されています。

狂犬病ワクチン


狂犬病の流行地域に渡航する場合など、接種をおすすめします。

価格一覧

ワクチン 通常の接種回数 自費価格
単位:円(税込み)
定期接種 任意接種
ヒブ 4 7,000  
肺炎球菌 4 9,500  
ロタウィルス(ロタテック) 3 9,000  
ロタウィルス(ロタリックス) 2 13,000  
B型肝炎 3 4,500  
4種混合(ポリオ・ジフテリア・破傷風・百日咳) 4 9,000  
BCG 1 6,000  
MR(麻疹風疹) 2 8,500  
水ぼうそう 2 8,000  
日本脳炎 4 5,000  
DT:2種混合(ジフテリア・破傷風) 1 3,500  
おたふくかぜ 2 5,500  
不活性ポリオ 4 8,000  
麻疹 2 4,500  
風疹 2 4,500  
A型肝炎 3 7,500  
三種混合(ジフテリア・破傷風・百日咳) 1 4,000  
狂犬病 1 15,000  
インフルエンザ 1 3,500